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2016年01月09日

利率6%の100年定期が満期になったら・・・

2016年初めてのお知らせです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年の瀬の日経新聞にこんな記事が出ていました。

「旧新潟貯蓄銀の100年定期、満期到来 でも...すずめの涙」

新潟貯蓄銀行が1915年に募集した「超長期」の定期預金が満期になったそうです。

利率は6%の複利で1円預けてなんと339倍の339円!

当時の小学校教員の初任給が10円から20円位だとか。

利率6%複利運用といえば何とも羨ましい限りですが、たったの339円なんですね。

昔の1円と今の1円・・・お金の価値は変わっていく

 

ではどうすればいいのか。

1.できるだけ長く働いて収入を得ていく手段を持つ。

2.その時々で評価の変わるもの(株、外貨、投信、不動産、金・・・)などを持っておく。

 

そんなことを考えながら、今週1週間は日経平均5日連続安。

年初から5日連続安というのは戦後1950年に日経平均の算出が始まって以来だそうです。

さてこれをどうとらえるか。

こんな時は「木を見て森を見ず」にならないよう、鳥になって大空から地球を眺めてみましょう。

 

2015年12月27日

来年度予算案過去最大 96.7兆円

政府は24日、総額96兆7218億円の2016年度予算案を閣議決定しました。

何だか数字が大きすぎてぴんと来ませんね。

でも、これらの費用は私たち国民が負担するのですから無関心ではいられません。

来年1月から始まる通常国会でこの予算案に対する審議が行われます。

 

一番大きな支出は医療や介護などに使われる社会保障費で32兆円。

このまま何も手立てをしなければ高齢化に伴い社会保障費はますます増える一方です。

次に大きな支出は国債費23.6兆円。借金の返済と利息の支払いです。

増え続ける国債という名の日本の借金、頭の痛い問題です。

 

お堅いイメージの財務省が日本の財政の現状を動画や資料で分かりやすく説明してくれています。

ぜひご覧になってみてください。そしてご自身の将来のお金のことを考えるきっかけになりましたら幸いです。

皆様にとって来年も良い年になりますように。

 

お勧め動画(大臣になった男)  http://www.zaisei.mof.go.jp/movie/daijinall/

財務省ホームページ  http://www.mof.go.jp/jgbs/

 

2015年12月19日

最高裁で女性にとって大事な判決が2つ出ました

 

今週、最高裁で女性にとって大事な判決が2つ出ました。

1、夫婦別姓を禁じた民法規定は合憲。

率直に残念な判決だと思いました。
判決の要旨は夫婦や家族が同じ姓を名乗る制度は日本社会に定着しており、どちらの姓を名乗るかは夫婦の協議に委ねられているので男女間の不平等は存在せず、憲法14条法の下の平等に違反しないとのことだそうです。
しかしながら夫婦同姓は明治時代に作られた制度、さほど古いものではありません。源頼朝の妻は北條政子ですものね。むしろ法律は時代に合ったものであってほしいと思います。
女性も社会で働いています。結婚、離婚、再婚のたびに姓が変わるのは不合理です。
またそこには子供の姓の問題があります。子供にとって自分の意にかかわらず、今まで名乗っていた名前を捨てるというのは大きなアイデンティティの喪失です。それを避けるために別れた夫の姓を名乗り続ける女性も多いものです。
3組に1組が離婚するといわれるこの時代、夫婦同姓を強いるのは女性の再婚の妨げになり、少子化、子供の貧困化を加速させると思うのは私だけでしょうか。
今回のこの裁判、15人の裁判官の構成は、男性が12人、女性が3人だったそうです。この法律に対して違憲との考えを出したのは男性2人、女性3人。もし、裁判官の人数が女性の方が多かったらどんな判決になったのでしょうか

2、女性のみに6か月の再婚禁止期間を定める民法の規定は違憲。

一歩前進とは思いますが、100日を超える部分は結婚の自由に対する合理性を欠いた過剰な制約であるとの判決です。
100日という制限を残すことがよいことなのかどうか疑問が残ります。
そして気を付けなければいけないのが離婚後生まれた子供についてです。
離婚後300日以内に生まれた子供は法律的には前夫の子となるそうです。ここは変わりませんので、女性の皆さん、気を付けてくださいね。本当は僕の子なのになんで前夫の子供なんだ!というトラブルが起こりかねません。  


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