最初は何を買ったらいいのか、自分に合った商品はどんなものなのかなかなかわかりませんよね。でも大丈夫、最初はみんな初めてなのです。どんなスポーツだって習い事だって、やっていくうちにだんだんわかってくるものです。
よく勉強してから～と思って時がたってしまうよりも、まずは第一歩を踏み出すことが大切です。

価格変動と毎月定額での積み立て投資は大変相性がいいのです。
日経平均を３０年間毎月５万円ずつトータルで１８００万積み立てたら、価格はバブル期の３９８００円からまだ半値戻しの水準にもかかわらず、資産総額は２３３３万円になりました。
ちなみにこの間同じように毎月５万円ずつトータル１８００万円NYダウを積み立てたら資産総額は約６０００万円になりました。

世界一の長寿国、日本。セカンドライフは長いものになりつつあります。できるだけ今ある資産を減らさずに有効活用していきたいものですね。
仮に4000万円の資金を年率3％で運用した場合、年間120万円の利益を得ることができます。（税金は考慮していません）元本を取り崩すことなく月平均10万円程度を受取ることが可能になります。
人気の毎月分配型投資信託はセカンドライフをサポートする大変便利な商品ですが、分配金の金額ばかりに目がいきがちです。 何で運用してどのくらいの収益があるのか、その結果と分配金が見合ったものであるのかよく確認する必要があります。迷ったら、ご相談ください。　　

個人差はあるでしょうが、今や相続でもらうお金は退職金の額より多いそうです。 退職金は前もって予想ができますが相続は突然起こるもの。亡くなられた方の見送り、相続手続きとなかなか休まらないところに急に大きな金額を引き継いだり、引き継いだ資産がよくわからないものだったり。さあ、どうしたものかと悩む方も多いことでしょう。
まずは現状分析が必要です。亡くなられた方が保有していた金融商品が今の投資環境に合っているか、引き継いだ方にとって適した商品であるかを点検してみましょう。
特にご高齢の方の場合、複数の金融機関の方から勧められるままに商品を購入し全体でみると偏った資産構成になっていたり、配当の高い毎月分配型投信一色になっていることもよく見受けられます。亡くなられた方のご意思を尊重しつつも必要最小限のリバランスは行いましょう。

株式に投資をすると配当をもらえたり優待があったり楽しみも多い反面、大きな損失を被ることもあります。
全勝を目指してはいけません。失敗したときは授業料だったと割り切ることも大切です。勝率7割を目指しましょう。

株式に投資をすると世の中のニュースが耳に飛び込んでくるようになり、経済や社会に対する関心がぐっと高くなります。お仕事や友人との会話にも幅ができ、きっといい影響がでると思います。まずは身近な会社から投資をしてみることをお勧めします。ご自身のお気に入りの商品を作っている会社や最近よく行くようになったなと思う会社。そんな肌感覚は決算報告書より早い大切な情報なのです。

大事に築いてきたご資産をできるだけ多く大切な人にトラブルなく残したい。
保険や不動産の小口化商品または家族信託など活用できることはありそうです。
相続、贈与に関する個別の税務相談は資産税に詳しい税理士の先生または「AIPコンサルタンツ」をご紹介させていただきます。こちらもご利用くださいませ。