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2018年01月23日

オカダアイヨン工場見学

東証ペンクラブの皆様とオカダアイヨン株式会社の工場見学に行ってきました。

冒頭、取締役管理本部長の前西さんが申し訳なさそうに「当社はほぼほぼファブレス企業でして・・・」

ファブレス企業つまり生産は協力会社に委託し設計、販売、メンテナンスを行っているとのこと。

良く伸びている会社はファブレス企業が多い。さらに関心が高まります。

オカダアイヨンの主力商品はビルを解体するときに使う油圧ショベルの先端部分に取り付ける解体アタッチメント。

 

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バルタン星人の手のようです。

 

解体された建物はこちらの機械でふるいにかけて分別し、再利用。

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この機械も油圧機の先端に取り付けられるそう。油圧機って力持ち!

 

日本は地震が多いのでビルのコンクリートの中には鉄骨が入り、建物が頑丈にできているのでより強い圧砕機が必要です。

海外ではコンクリートだけで作っているものが多く、比較的安価なドリルのような形をした油圧ブレーカで壊せてしまうことが多いそうです。

 

またまた申し訳なさそうに「震災は特需になるんです。」

特に阪神淡路大震災の時は朝から電話が鳴りやまなかったそうです。

日本人の力強さを感じますね。

 

オカダアイヨンさんの主力製品の国内シェアは40%強。首都圏では50%に上ります。

海外ではまだまだ日本の製品はハイスペックすぎるようで、海外販売比率は20%。

そのうちの7割はアメリカ。「アメリカではありがたいことに同じ製品でも毎年2%くらい値上げできるんです。」

デフレに慣れ切ってしまった日本と緩やかなインフレを続けている国との違いは大きいですね。

 

業績も着実に伸びていて受注残も多く抱えていらっしゃるご様子。

そろそろ日本でも頑張って値上げしてと思いました。

 

最後にご同行頂いたアイヨンテック(製造子会社)の代表取締役社長の野澤さんと一緒に記念写真を撮っていただき工場見学終了です。

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帰りにはたくさんのお土産を頂いた上に駅まで送って頂きました。

オカダアイヨンの皆さま、ありがとうございました。

 

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2018年01月19日

主要国株価トレンド2017年12月

移動中値線による主要国の株価トレンド

トレンド12-2.jpg

 

 

上の表は日本テクニカル協会の設立にご尽力なさった岡本博先生が考案なさった移動中値線による主要国の株価トレンド分析です。

私が引き継ぎ、算出しています。

上段が移動中値線でこちらを中心にみます。●から◯(またはその反対)へ一度トレンドの方向が変わったらしばらくその方向が続きます。

月次ベースで算出しますのでゆったりとした株式市場の方向性を見ることができます。

短期的な売買のタイミングをみるのには適しませんのでご注意ください。

 

下段は月次ベースのモメンタムです。

モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。

数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。

数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークを1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。

モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。

 

12月末時点ではイタリア、韓国にモメンタムのSellマークが点灯しましたが、中長期トレンドは世界的に上昇トレンド継続中です。

ここには載せていませんがここ日本の個別銘柄では11月末時点よりも上昇トレンドが緩んでいるものが増えました。

年が変わって一掃された感はありますが少し余力を残しながら上を眺めるのがよろしいかと思います。

 

2018年01月01日

新年あけましておめでとうございます。

 

🎍 新年あけましておめでとうございます 🎍

皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。

また、日頃から温かいご支援ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。

今年もお客様が安心して資産運用をしていただけるよう努めると共に

資産運用と蓄財がより身近なものとなるようお話して参りたいと思います。

 
2018年も宜しくお願い申し上げます。

 

インディペンデント・ファイナンシャルアドバイザー(IFA)

岩野 優子

2017年12月08日

主要国株価トレンド2017年11月

 

トレンド分析11月.jpg

この表は日本テクニカル協会の設立にご尽力なさった岡本博先生が考案した移動中値線による主要国の株価トレンド分析です。

私が引き継ぎ、算出させていただいています。

一度トレンドの方向が変わったらしばらくその方向が続きます。

モメンタムの方がトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのでご注意ください。

現在は世界的に上昇トレンド継続中です。

 

表のルールは以下の通りです。


グラフ上段は株価トレンド (株価移動中値平均線)

トレンドが前月比上昇したことを示す

 ○   上昇トレンドが前月比変わらず(横ばい)であることを示す

トレンドが前月比下降したことを示す

 ●   下降トレンドが前月比変わらず(横ばい)であることを示す

 

グラフ下段はモメンタム (株価月間終値の前年同月比)

0.75を下から上に抜ける

 ○   順調にトレンド上昇(1.0以上)

1.25を上から下に抜ける

 ●   順調にトレンド下降(1.0未満)

 

2017年12月07日

日経平均株価2030年に10万円に???(その2)

前回の「日経平均株価2030年に10万円に???」の記事を見て皆さんどう思いましたか?

「低成長の日本で日経平均株価が10万円なんてあり得ない!」とか

「株が上がってくると大風呂敷広げる人いるのよね~。」とか思いませんでしたか。

 

しかし、下記の黄色のラインは過去70年の日経平均株価(対数表示)の中間ラインをそのまま引っ張ったものです。

 

 

 

そしてチャートの右の方には「w」の形が見えます。

これは株式チャートの代表的な底打ちサイン(ダブルボトム)です。

 

アベノミクスが始まってもうすぐ5年。

日経平均株価は2012年の初め(8549円)から3倍近く(2017年11月末22724円)になっています。

日本の代表的指数である日経平均株価を2012年に500万円分持っていた人は1500万円に。

5000万円分持っていた人は1億5000万円に。

一方、預貯金しか持っていなかった人はほぼ何も変わりません。

この事実をもっとしっかり受け止める必要があります。

 

また目を外に向けてみると、海外と日本では資産の配分に大きな違いがあります。

日本ではタンス預金や預貯金の資産比率が他国と比べて著しく高い。

長く続いた低金利、デフレのせいでしょうか、現金信仰が大変強いように思います。

あたかも今目の前にある1万円札が10年後、20年後も同じ価値であるかのように。

 

下記の図表をご覧ください。

海外では投資教育も盛んで、自分の手元にある資金を増やすことを考え、行動しています。

 

     

日本はバブルの後遺症が強く残り、投資に対して世界で一番消極的な国と言えるでしょう。

 

私たち日本人が自国の株式への投資を減らしている間に今や日本株の外国人投資家による売買比率は7割を超え保有比率も3割を超えています。

株式を保有するということはその会社の技術や生産設備、土地、人材などその会社の資産を保有することと同じこと。

このまま外国人の保有比率がどんどん増えていっていいのでしょうか。

 

 

    日本取引所グループ 2016年度株式分布状況調査結果の概要より 

 

 

 

ご自身のお金を増やそうと考えることは、お金に対してまじめに取り組むことであり、決して恥じたり遠慮したりすることではありません。 

 

2030年に日経平均が10万円になるのかならないのかは私もわかりません。

しかし将来の変化に対応できるよう、一人一人が自分で考え自分で備えるべきと思います。

 

  

ご自分一人では難しい、ファイナンシャル・アドバイザーと一緒に相談しながら、投資をしてみたいとお考えの方、お待ちしております。

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