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2018年03月29日
昨年の「日経平均株価16連騰」は何を意味する??
日本も世界も今年に入って株価が下落してきました。
これを単なる調整とみるか下落の始まりとみるのか見方が分かれるところと思います。
下がってくると不安なことばかりが目につきます。
昨年を振り返ってみると日経平均株価は16連騰(16日連続上昇)という大きな記録が出ました。
日経平均株価が算出されるようになって初めてのことです。
そこで過去に連続10日以上の上昇、または連続10日以上の下落というのはいつどれくらいの頻度で起きたのか検証してみました。
その検証結果がこちらです。
出所 日本経済新聞社、日経プロフィルより岩野優子作成
1950年代から1980年代までの日本経済成長期の40年間で10連騰は20回。
経済も株価も低迷した1990年代から2000年代までの20年間には1回もありません。
それが2010年に入ってから2回も出現しています。
「世の中の大きな流れが変わってきている!」
心配しすぎはせっかくのチャンスを取りそこなう、そんな風に思います。
日経平均株価の算出が始まってから昨年までの年足チャート(対数表示)はこちら