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国内も海外も株式市場の流れはいい感じ
9月になりました。
あまりにも暑い日が続いているので新学期が始まっているのを忘れてしまいそうです。
国内も世界も情勢はあまり変わっていないように思いますが、株式市場は堅調です。
ちょっとここで世界の株式の大きな流れを見てみたいと思います。
下の図はMSCIワールドインデクス(ドル建て)の年足チャートを対数表示で表したものです。期間は30年。
1996年以降では2000年のITバブル、2008年のリーマンショックなどはありましたがその後はきれいな上昇ライン上に乗っています。
出所:Quick
さて、もう少し短い時間軸で見た移動中値線によるトレンド分析です。
全体的に4月に株価が大きく下がりましたがその後は徐々に回復しフランスを除いて皆、上昇トレンドに入りました。
特にアメリカと日本が上昇トレンドに入りましたので株式投資をしている多くの方がその恩恵を受けていることでしょう。
持たざるリスクを考えなければなりません。
自分の資産は自分で作る!
賢く、資産を守り、増やしていきましょう。
(図1)
世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。
(9月2日)
金融商品取引法に基づく表示
https://www.aipf.co.jp/finance.html