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2025年06月10日

5月は市場も落ち着きを取り戻し、ひとまずリバウンドしました。さて6月はどうなる?

6月になりました。

梅雨の季節。しとしと降る雨を眺めながら読書にふける。

そんな風景は昔の話でしょうか。

 

セリングメイ(5月に売れ)と言うフレーズがあります。

では6月はどうなのかなと思って、ここ10年の日経平均株価6月の勝率をAIさんに聞いてみたら、5勝5敗。

さて今年はどうなりますでしょうか。

 

5月末時点のトレンド分析です。

全体の数値は4月のマイナス10から5月はプラス5へ改善しました。
ブラジルのトレンドが陽転し、ドイツ、イタリア、中国、インド、ロシア、ブラジルが上昇トレンドの中。
アメリカ、イギリス、フランス、日本、韓国が下降トレンドの中にいますが、アメリカ、イギリス、韓国のモメンタムは白丸です。
それほど悪くないですね。
世界は大方金融緩和局面で、日本とロシア、ブラジルは引き締めをしています。
日本の場合は引き締めではなく正常化というのかもしれません。
5月はひとまずリバウンドしました。
先月トレンドが転換してしまったので簡単にはいかないのかもしれませんが、大方の国が金融緩和のステージ。

 

期待するほど株価は下がらないかもと思いました。
これはあくまでも現時点での私の主観です。(朝令暮改は日常茶飯事)
色々な考えや事情があって株価は形成されます。
投資に関するご判断はご自身で。

 

(図1)

 世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成   

 

(図2)

世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成 

  

(図1 注釈)

黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。

その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。

 下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。

モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。

数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。

数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。

モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。

 

(図2 注釈)

図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。

 

 

この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。

大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。

(6月2日)

 

金融商品取引法に基づく表示

 https://www.aipf.co.jp/finance.html