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寒い冬でも株式市場は暖かい
2月になりました。
鬼は~外。福は~"くち”なんていいながら子供と豆まきをしたことを思い出します。
皆さんに福がたくさん入ってくることをお祈りします。
さて2024年1月末時点の移動中値線によるトレンド分析です。
先月に引き続き世界の株式市場はおおむね堅調でした。
その中でも一番堅調なのは日本。
上値を更新していますし、昨年の前半が階段を上るように上がりましたので6月頃まで押し上げ効果が期待できます。
先進国の中ではイギリスのモメンタムが陰転しています。2月トレンドも陰転するかもしれません。
新興国の中では中国は下降トレンド。
下値を切り下げながら上値も下がってきていますので下降トレンドはしばらく続きそう。
来月ロシアは陽転するでしょう。
その他の国は上昇トレンド継続中。
(図1)
世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界各国の株価指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。
金融商品取引法に基づく表示
https://www.aipf.co.jp/finance.html
(2024年2月6日記載)