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急に気温が下がって株式市場も冷やされて
陽も短くなって突然涼しくなりました。
なんとなく心さみしくなるこの季節、株式市場も秋風が吹いています。
大きく何かが変わったかというとそうでもない。
ここは冷静に株価トレンドを分析してみる必要がありそうです。
9月末時点の移動中値線によるトレンド分析をしてみましょう。
ロシアが再び陰転し中国と並んでこの二ヶ国が下降トレンド。
インドは高値を抜く強いトレンド。
他の国は高値を抜きはしないものの下値が切り上がる、もしくは横ばいの上昇トレンド。
全体感で見ると数値も8月の+4から+7に改善。
モメンタムのSellマークもなし。
さほど悪くもありません。
陽も短くなって肌寒くなる秋の季節はいつも相場が揺れがちです。
美味しい秋の実りを食べながら、お値打ち品を探しましょう。
(図1)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。
金融商品取引法に基づく表示
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