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暑い夏
残暑お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いています。
私は空を見るのが大好きです。特に夏の空はいいですね。
都会の真ん中にいてもヒマワリが見えるような気がします。
昨晩はまん丸なお月様の後ろをピカピカの白い雲が急ぎ足で駆けぬけているようでした。
さて7月末時点の移動中値線によるトレンド分析です。
おおむね全体の流れは変わっていません。
心強いのは世界の時価総額の半分を占めるアメリカのトレンドが陽転したこと。
一方、ドイツと日本のモメンタムにSELLマークが点灯しました。
製造業の景況感が悪いので世界の中で景気敏感株といわれる日本とドイツに売りシグナルが出たのはうなずける気がいたします。
ただしアメリカのトレンドが回復基調であること、モメンタムはだましも入りやすいことなどから、
あまり弱気にならなくてもいいかと思います。
(図1)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。
金融商品取引法に基づく表示
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