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なんだかんだ言っても株式市場はしっかりしてる
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は例年この時期はおとなしく家の片づけをしております。
思い切って家まで断捨離して建替えちゃったら、だいぶすっきりしました。
身の回りも頭の中もシンプルに生きたいと思います。
さて4月末時点の移動中値線によるトレンド分析です。
全体感でいうと少しエネルギーは落ちましたがアメリカと中国に明るい兆しが見えてきました。
アメリカでは先行指標であるモメンタムが陽転しました。
中国では過去の下値が押し上げられる消極的な上昇ではありますが、トレンド陽転です。
外部環境に様々な不安要素はまだまだありますが、少なくとも移動中値線による株価トレンドは最悪期を脱したように見えます。
こちらに個別株の資料は載せておりませんが、日本の個別株は日経平均株価で見るよりも美しいチャートをしています。
あまり心配しすぎず、楽観しすぎで資産運用を楽しみましょう。
(図1)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に締めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。