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2022年07月15日

安い時に買わないと

今年の夏は急ぎ足でやってきました。

まだ夏は始まったばかりだというのに暑い日と大雨が交互に来て身体が慣れるのに大変です。

皆さんも熱中症には十分ご注意ください。

 

さて6月末時点の移動中値線によるトレンド分析です。

5月はアメリカが陰転しました。

6月はヨーロッパが悪化しました。

陰転していないのはイギリスのみ。7月はどうなることでしょう。

世界全体の流れは悪いですね。

 

私はお野菜が安くなると嬉しくなってたくさん買いたくなります。

でも、こちらは買いすぎに注意。食べきれないと腐ってしまう。

 

一方、株式市場で売っている株は基本的に腐りませんから、安くなったら買いだめしましょう。

時間をかけて熟成されると、あとで立派な株に育つことでしょう。

 

 

 

(図1)

トレンド20220702.png 

世界株式指数よりIFA岩野優子作成   

 

 

(図2)

トレンド20220701.png

世界株式指数よりIFA岩野優子作成 

  

(図1 注釈)

黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。

その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。

 下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。

モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。

数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。

数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。

モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。

 

(図2 注釈)

図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.

 

 

この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。

大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。