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2022年04月07日

世界の株価は下降トレンド入り?

 

今年も桜がきれいに咲きました。

私ごとですが4月1日に97歳になった父と車でお花見をしてきました。

今年が最後かもしれないと毎年思いながら桜を眺めます。

「お父さんのおかげで今年も桜を沢山見ることができたわ」と言うと父は珍しく嬉しそうに「それはありがとう」と。

また来年も桜を一緒に眺めることができたらいいなと思います。

 

春は卒業や入学、会社の年度替わりなど区切りの季節。

暖かくなってきたので身の回りの整理をするにもいい季節ですね。

身の回りの整理と一緒に保有株の見直しも(^^)

 

さて3月末時点の移動中値線による株価トレンドの検証です。

 

3月は世界全体で見ると下降トレンド入り。

特に日本を始め、アジアに国々のトレンドが悪いですね。

一方、アメリカ、イギリス、フランス、インドはまだ上昇トレンドの中。

ブラジルは下降トレンドの中から脱してはいませんが株価と為替が急回復。

世界の時価総額の半分を占めるアメリカが今後、3月の安値を割らずに持ちこたえられるかどうかが重要になってくるでしょう。

 

 

 

(図1) 

トレンド2022032.png

 世界株式指数よりIFA岩野優子作成   

 

 

(図2)

トレンド202203.png

世界株式指数よりIFA岩野優子作成 

  

(図1 注釈)

黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。

その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。

 下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。

モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。

数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。

数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。

モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。

 

(図2 注釈)

図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.

 

 

この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。

大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。