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のんびりいこう
3回目の緊急事態宣言発令中。
この生活にもだいぶ慣れてきました。
欧米ではワクチン接種が進み、明るい兆しが見えています。
一方、日本はワクチン接種もなかなか進まず、オリンピックもどうするのか決まらない。
世界の中で著しく成長力が低い日本の理由が見えてきたように思います。
もっと「臨機応変」でいいように思うのですが・・・
SDGsの波が日本を変えてくれるでしょうか。
さて4月末時点の岩野式、移動中値線によるトレンド分析です。
4月も世界の株価は上昇トレンド継続中。
特にワクチン接種が進み新型コロナの新規感染者が減っている欧米は高値を更新する力強い動き。
新興国は3月より下がりましたが上昇トレンドの中にあります。
日本も同じ。
全体の流れは上向きです。
5月は3月決算企業の多くが今年度の決算予想を発表します。
不透明なこのご時世、各社どんな予想を出してくるのでしょう。
日本の企業は控えめな予想を出す傾向があります。
それによって株価がどう動くのか予想するのは大変難しい。
慌てずのんびりいこうと思います。
(図1)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図2)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
(図1 注釈)
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
(図2 注釈)
図2は図1の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました.
この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。