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流れに逆らわないでいきましょう。
2019年秋から上昇トレンドに入ったかと思いきや2020年は新型コロナの流行で大きく値を下げました。
しかしその戻りは意外にも早かった。
もともと上昇トレンドに入ったところでの大きな下げだったからかもしれませんね。
足元の実体経済とは裏腹に株式市場は世界的に堅調です。
日々我慢を強いられる生活をしているため、慎重になりがちです。
株式市場の流れはよくなってきているのであまり逆らわない方がいいように思います。
元気出していきましょう(^^)
さて、移動中値線による2020年12月のトレンド分析です。
上昇トレンドの中にある国はアメリカ、ドイツ、日本、中国、韓国、インド。
株価は上昇していますが、まだ下降トレンドから抜け出せていない国はイギリス、フランス、イタリア、ロシア、ブラジルでした。
ブラジルは1月に上昇トレンドに入りました。
過去を振り返ると、一旦上昇トレンドに入った後、その流れは数年続いています。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
注)この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。