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アメリカの大統領選挙、結局マーケットにとってはどっちでも良かったのね。
10月後半はアメリカの大統領選挙を控え、アメリカのみならず世界の株式が調整しました。
しかしながら11月、選挙結果を待たずして株価は上昇し始めました。
様々な心配事がある中での株価上昇を見ると世界中で待機資金は潤沢にあると感じます。
それに加えて世界中、緩和的な金融政策が続いています。
目先は乱高下する場面があったとしても徐々に上昇軌道に乗っていくでしょう。
特に日経平均株価はここ数年、24000円ラインで何度も打ち返されてきましたがついにこれを上抜けしてきました。
今後が楽しみです。
さて10月の移動中値線によるトレンド分析です。
どの国も10月はボックス圏内に。
改善がみられていたアメリカとドイツのモメンタムか悪化しました。
先月予想した通り10月は小休止の相場でした。
10月はどの国もボックス圏内。
方向感はつかめませんでした。
しかしこの表には記載されていませんが日本は11月に入って上昇トレンドに転換です。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
注)この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。