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そろそろ休憩が入るかな。
暑かった夏も終わり、一気に涼しくなってきました。
夏の間は涼しい秋が来ることを忘れてしまいそうでしたがちゃんと季節は巡っていくのですね。
これから紅葉の季節が始まります。
山の景色が美しくなる半面、肌寒くなるせいか少々心細くなりやすい。
そんなことも関係するのでしょうか、10月、11月はヒヤッとする場面が多いように思います。
私の経験則ですが10月、11月の下げは大抵後になってみるといい買い場です。
待ってるときはなかなか下がってくれないものですが、期せずして下がってきたらそこは喜んで仕入れていきたいものです。
さて9月の移動中値線によるトレンド分析です。
全体感としては8月と変わらず緩やかに回復。
中国、韓国が上昇トレンド継続中。
トレンド分析の先行指標となるモメンタムに目を向けると、中国、韓国に加え、アメリカ、日本、ドイツはしっかり。
インド、ロシア、ブラジル、ドイツ以外のヨーロッパが重たい。
ほぼコロナの感染状況に連動しているように見えますが、春から一本調子で上がってきているのでそろそろ休憩が入るところなのかもしれません。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
まだ数は小さいですが黄色いラインの世界全体の合計値は3か月連続でプラスです。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
注)この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。