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長かった梅雨が明けて株式市場も晴れるかな?
今年の梅雨は長かったですね。
新型コロナウィルスの感染は全国に広がりを見せましたが
梅雨の始まりから7月の終わりまで日経平均株価はずっと横這い。
Withコロナに慣れてきたのかもしれませんね。
そろそろ市場の関心は他のところに向かっているのでしょう。
さて7月の移動中値線によるトレンド分析です。
世界全体のトレンドは依然横ばい圏の中にありますが、昨年低迷していた中国が陽転しました。
モメンタムを見ると6月プラスだった日本、中国に加えて7月はドイツ、韓国、インド、ブラジルがプラスになりました。
モメンタムは騙しも入りやすいですがトレンドの先行指標となります。
複数の国でプラスになってきているので今後に期待したいところです。
しかしながら、日経平均株価過去10年の8月月間騰落率は7勝3敗。少々、分が悪い。
夏休みに入り市場参加者が少なくなるため下がりやすい月です。
コロナと同じく、油断せず、恐れすぎず、手ぐすね引いて待ちましょう。
待っているときはなかなか下がらないんですけどね(笑)
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
上の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
注)この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。