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4月はとりあえず反転しました
新型コロナウィルスは少しずつ落ち着き始めたかのようで、4月の世界株式市場は反発しました。
何もかもが売られ大バーゲンセールになった前月に比べると市場は落ち着きを取り戻してきたかのように見えます。
またネット証券では新規の口座開設数が急増し、新しい資金が株式市場に入ってきています。
大きく下がったところで口座開設が増えていることに日本の底力を感じます。
さて今月の移動中値線による株価トレンドですがこちらも先月よりはだいぶ落ち着きました。
値幅的には十分下がったようにも思える反面、一旦下降トレンドに入った後1年程度は調整することが多いため楽観もできません。
特に今は新型コロナウィルス次第というところもあるので株価を予想するのは難しいですね。
そうは言っても一時よりはまだまだ安いので何を買ったらいいだろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
こんな時こそ自分の得意分野やご自身の身の回りの気に入っているもの・サービスを提供している会社に投資するのがいいと思います。
もしそれが思いつかなければ世界全体へ投資する。
自分の得意分野には愛着がありますし、部分的には良し悪しがあっても世界全体で見ればいずれまた良くなってくるでしょう。
ゆっくり育つのを待てるところに投資するのが得策ではなかろうかと思います。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
下段の黄色いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしました。
注)この移動中値線によるトレンド分析は日々、日中の高値、安値を計測し、毎月月末に閉めてトレンドを観測しています。
大まかな株価トレンドを見るためのものですので実際の投資タイミングにつきましては他の要素も勘案しご自身でご判断ください。