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2019年12月09日
移動中値線による主要国株価トレンド分析(2019年11月末)
日本株式も上昇トレンド入り
11月末時点の移動中値線による主要国の株価トレンド合計値はプラス18。
日本も上昇トレンドの仲間入りを果たし、世界全体の上昇トレンドは鮮明になってきました。
上昇トレンドの中にいる国はアメリカ、フランス、ドイツ、日本、中国、インド、ロシア、ブラジル。
下降トレンドの中からまだ脱出できないでいるのはイギリスと韓国。
この2か国はもう少し時間がかかりそうです。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタム。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしたものです。
各国の数値を合計すると全体のトレンドが見えてきます。
下降トレンドに入ってからのマイナスの数値はさほど小さくはありませんでしたが期間は十分。
しっかりと上昇ラインに乗ってきました。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成