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主要国株価トレンド2019年7月
移動中値線による主要国の株価トレンド
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしたものです。
世界全体のトレンドが見えてきます。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
7月末時点の移動中値線による主要国の株価トレンド合計は先月の+4からさらに上昇し+7
アメリカとフランスが上昇トレンドに転換しました。
一方、毎月高値を更新していたインドは上昇トレンドの中にいますが高値を切り上げずモメンタムが●になりました。
上昇トレンドの中にいる国はアメリカ、フランス、中国、インド、ロシア、ブラジル。
下降トレンドの中にいる国はイギリス、ドイツ、イタリア、日本、韓国。
方向感がまちまちです。
日本に関していうとここ数年の日経平均の高値は昨年の10月ですがTOPIX(東証株価指数)では昨年の1月。
個別株で運用している方にとってはもう1年半以上悪い相場が続いている感じでしょうか。
配当利回り(予想)4~5%ある一部上場企業がごろごろしています。
預金では考えられない利回りです。
そろそろ日本の株式を仕入れてもいいのではないでしょうか。