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2019年07月12日
主要国株価トレンド2019年6月
移動中値線による主要国の株価トレンド
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしたものです。
世界全体のトレンドが見えてきます。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
移動中値線による主要国の株価トレンド合計は+4。再度プラス圏に入ってきました。
また、先行指標であるモメンタムが良くなってきています。
先月モメンタムが◯だったアメリカ、インド、ロシア、ブラジルに加えてフランス、中国も◯になりました。
過去の例では移動中値線がマイナス圏に入って本格的にプラスに転じるのに1年から1年半かかっています。
実際の株価はそれより前に底打ちしています。
モメンタムも良くなってきていますし7月に入ってからNYダウも高値を抜いてきています。
そろそろ離陸準備をしたほうがいいかもしれません。