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2019年03月05日
主要国株価トレンド2019年2月
移動中値線による主要国の株価トレンド
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は黄色いラインの〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△、▲、●、■の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
下の表は上の表の白いラインの□を3点、◯を2点、△を1点。■を−3点、●を−2点、▲を−1点にして表にしたものです。
世界全体のトレンドが見えてきます。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
1月に引き続き2月も世界市場は持ち直しました。
先月まで下への圧力が強かった中国、韓国の株価は反転し、トレンドもマイナス圏ではあるものの改善しました。
4~5月になると中国が陽転してくるかもしれません。
その他の国の株価も上昇していますがトレンドが変わったと言えるほどではありません。
本格的な上昇にはまだ時間がかかるでしょう。
しかしながら1年前に比べると個別の株式は魅力的なお値段になっているものも多くあります。
仕入れておくという発想で物色してみてはいかがでしょうか。
日本にはいっぱいいい会社がありますよ。