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2018年12月08日
主要国株価トレンド2018年11月
移動中値線による主要国の株価トレンド
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
トレンドに大きな変化はありませんが先月高値を更新したアメリカ、日本は頭をもたげた一方、
下値を切り下げていた中国、韓国は下げ止まりました。
高値を更新しているブラジルの他、インド、ロシアもまだ上昇トレンドの中にいますがロシアのモメンタムは陰転しました。
ヨーロッパはフランス、ドイツ、イタリアが下値を切り下げています。
市場のエネルギーがギュッとしまった感じです。
こんな後は大きく振れやすいのでリスクテイクは控えめに。