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主要国株価トレンド2018年8月
移動中値線による主要国の株価トレンド
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
世界株式指数よりIFA岩野優子作成
先月までプラスを維持していた移動仲値線による主要国トレンド合計値は8月±0となりました。
今月大きく変化したのは元気だったイタリア。トレンド、モメンタムともに陰転しました。
移動仲値線によるトレンド分析ではドイツ、イタリア、中国、韓国が悪く、アメリカ、インド、イギリス、フランス、日本、ロシア、ブラジルがしっかり。
しかしながらモメンタムは先述のイタリアとイギリス、ロシアが陰転。トレンドは落ちてきています。
世界の時価総額の半分を占めるアメリカが高値を抜けていけるかどうかにかかっているように思います。