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主要国株価トレンド2018年6月
移動中値線による主要国の株価トレンド
出所 世界株式指数よりIFA岩野優子作成
黄色いラインのトレンド分析を重視します。12か月間の高値と安値の平均が前月に比べて上昇したら〇、下降したら●です。
その下の2本線は〇と●をより詳しく表記したもので、トレンドの強さは□、〇、△の順番です。
青いラインは月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークをつけ、1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
ドイツ、中国に続いて韓国のトレンドが●になりました。
出所 世界株式指数よりIFA岩野優子作
上の表は先の表のトレンドを数量化したものです。
黄色いラインは毎月の合計値。世界株のトレンドを見ることができます。
先月まで健闘していたヨーロッパが頭を打たれ、韓国が陰転しました。
ここには載せていませんが日本の主要銘柄40社で同じように算出しています。
こちらはもう一段弱い数字となっています。
一方、割安な優良銘柄をROE(自己資本利益率)10%以上かつ配当利回り2.5%以上かつPER(株価収益率)15倍以下で抽出したところ、日経225採用銘柄225社のうち1月時点で10社しかなかったものが7月5日時点で44社。
バーゲンセールになってきています。
会社の価値も株価も変わるので今がお得か損かはわかりません。
どちらに振れても大丈夫なようにこころづもりをしておくとよろしいかと思います。