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2018年03月06日
主要国株価トレンド2018年2月
主要国株価トレンド2018年2月
上の表は日本テクニカル協会の設立にご尽力なさった岡本博先生が考案なさった移動中値線による主要国の株価トレンド分析です。
私が引き継ぎ、算出しています。
上段が移動中値線でこちらを中心にみます。●から◯(またはその反対)へ一度トレンドの方向が変わったらしばらくその方向が続きます。
月次ベースで算出しますのでゆったりとした株式市場の方向性を見ることができます。
短期的な売買のタイミングをみるのには適しませんのでご注意ください。
下段は月次ベースのモメンタムです。
モメンタムは当月の終値を前年同月の終値で割って算出し、その数字の変化をみます。
数値が1よりも大きければ(当月の終値が前年同月の終値よりも高ければ) ○ 、数値が1よりも小さければ● です。
数値が0.75を下から上へ抜けてきた時にはBuyマークを1.25を上から下へ抜けてきた時にはSellマークをつけています。
モメンタムはトレンド分析よりも早めにシグナルが出る一方、だましも入りやすいのであくまでも補足としてみています。
2月末時点での主要国株価指数のトレンドは先進国を中心にトレンドが弱含んできました。
イギリス以外は上昇トレンド継続中に見えますが先月までの力強さはありません。
また、ここには載せていませんが個別銘柄のトレンドを見ると弱含んできているものが1月に引き続きさらに多くなりました。
トレンドはひとまず下向きと考えるのが良さそうです。
こんな時は下値を拾いに行くチャンスと考えドルコスト平均法(積み立て方式)を使って少しずつ買い貯めるのが良いと思います。