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トヨタ自動車工場見学
工場見学人気ランキング1位、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車の工場見学に行ってきました。
なかなか予約が取れないと言われていましたが昨年の12月より旅行会社など商業目的の工場見学がなくなったため行けるようになりました。
トヨタに限らないことですが比較的冬の工場見学は予約を取りやすいようです。
今回は乗り物好きのバイクサークルの皆さんと一緒です。
さすが皆さん機械に詳しい。大変勉強になりました。
まずはトヨタ会館でトヨタ車に関するお勉強。
素敵な車がたくさん並びます。
気になる車の電池はこんな感じ。
小さい電池がたくさん並びます。
同じように電流を流すのは意外と難しいんだとか。
後ろの荷台の下は電池で一杯。随分スペースとりますね。
水素のタンクはこんな感じ。
これもまたなかなか大きい。
頑丈そうです。
さて工場見学ですがどこの工場に連れて行ってくれるのかは当日のお楽しみ。
カメラは持ち込み禁止なので画像はありません。
今回は高岡工場でした。
工場内はとてもきれいで整然としています。
トヨタの工場内には部品の在庫を置く倉庫はないそうで部品会社から次々と色々な部品が運ばれてきて工場のラインに運ばれて行きます。
これがジャストインタイムか。部品会社の倉庫はどうなっているのでしょう。
トヨタの国内工場はすべて愛知県の中にあるそうです。
部品工場もすぐ近くにあって効率的。
でもこの地域に地震が来たことを考えると・・・。
ちょっと心配です。
高岡工場では1つのラインで3つの車種の車を生産しています。
驚くことに3つ車種が混ざってラインに乗ってきます。
さらに取り付ける扉一つにしても同じ車種でも色々です。
素人考えではせめて10台くらい同じものが流れてきた方が楽なのではないかと思いますが注文があった順に生産するのだそうです。
昨年スバルの工場を見学した際も同じスタイルだったのできっとこちらの方が効率がいいのですね。
車も人もベルトコンベアに乗って限られた時間内に組み立てていく。本当に短い時間です。
不具合がある時はリーダーを呼んで対処。それでもうまくいかない時はラインを止めるんだそうです。
「不良品は流さない。」との考えだそうです。
そのプレッシャーたるやいかばかりか。考えただけでおなかが痛くなりそうです。
出来上がった製品はどれも同じように作られているので大半が機械によって生産されていると思っていました。
意外にもたくさんの人の手を経て作られているんですね。
随所に人間味のある工夫がちりばめられた工場でした。
帰りにはボールペンとメッセージカードをいただきました。
そのメッセージカードは工場で働く方々が一枚一枚手で書いたもの。
びっくりしました!!
日本の底力とモノづくりの大変さを感じた工場見学でした。