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2016年11月22日

IFA (独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは

 

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IFAという言葉をご存知でしょうか?

きっと多くの方がご存じないかと思います。

というのも私自身、金融界に身を置きながら2年半前までIFAという言葉を知りませんでした。

 

英語で言うとインディペンデントファイナンシャルアドバイザー。 

欧米ではお金のことをIFAに相談するのは当たり前のことのようですが日本ではまだまだ知られざる存在です。

日本のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は約3千人。

証券会社に所属するアドバイザーが約8万人だそうですからまだまだ少数派です。

 

 (1)ファイナンシャルプランナーとファイナンシャルアドバイザーの違

正確な定義は定まっていない部分もありますのでおおよそこんな感じとご理解いただければと思います。

ファイナンシャルプランナーはライフプランに合わせたお金の出入りの見直しや一般的な資産運用について教えてくれます。

お金に関して幅広く相談できるのがファイナンシャルプランナー。

私もファイナンシャルプランナーの資格を持っています。

本来収益の源泉は相談料です。

ただ日本では金融機関に所属せずに相談料だけで事業を成り立たせるファイナンシャルプランナーは少ないのが現状で、保険代理店や税理士業務などほかのサービスを提供している場合が多いようです。

さてファイナンシャルアドバイザーですがこちらは資産運用のご提案をしお客様が金融商品(投資信託や株式、債券など)を購入する際の取次ぎとその後のメンテナンスを行います。

取り扱う商品によって証券外務員一種または二種の資格が必要です。

収益の源泉はお客様が金融商品を購入したり保有したりする際に証券会社にお支払いいただく手数料の一部であり、別途アドバイス料は発生しません。

 

 (2)独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)と金融機関のファイナンシャルアドバイザーの違

金融機関のファイナンシャルアドバイザーが受け取る報酬は所属する金融機関からの給与です。

おのずと会社の意向に沿ったアドバイスをお客様に提供しなければなりません。

独立系ファイナンシャルアドバイザーは金融商品仲介業者とも言います。

お客様が金融商品の購入および売却をする証券会社とお客様の間に立ってお客様の金融商品の購入や資産管理のお手伝いをします。

 独立系ファイナンシャルアドバイザーは証券外務員の資格を持ち金融商品仲介業者としての登録をして初めてその活動を認められており金融機関と同様にコンプライアンスに関する研修をしっかりと受けています。

 

(3)独立系ファイナンシャルアドバイザーを選ぶポイント

独立系ファイナンシャルアドバイザーは金融機関の色に染まらないためそれぞれ得意とするものが違います。

株式が得意な人、バランスをとった資産運用が得意な人、積み立てをメインにしている人、保険が得意な人・・・

日本株に関してはこれまた人によってスタイルが様々です。

 今のところ私は真にお客様の役に立ちたいと思っているIFAしか見たことはありませんが中には自分の私欲のためだけに独立してくる人も出ないとも限りません。

ぜひともお客様ご自身でご自分に合ったアドバイザーを選ぶ努力をしていただけたらと思います。

私がオフィスで無料セミナーを開いたりホームページやブログで発信をしている理由もここにあります。

お客様がご自分にあったアドバイザーを選べる機会が必要だと思っているからです。

お客様にとって一生の付き合いができるサポーターの一人でありたいと思います。

 

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