TOP > お知らせ & トピックス
2016年10月10日
今ある資金と未来の資金
資産運用と聞くとなんだか難しそうな気がします。
まとまった資金を右から左へ動かして資産が増えたり減ったり。
何もしていないのに上がって喜んだり下がって青くなったり。
運用商品の値段は毎日動くのでゆらゆらと船に乗っているようで慣れるまで大変です。
私は沢山の退職前後の方々の資産運用のお手伝いをしてきました。
そのとき必ずおっしゃる言葉があります。
「もっと早くからやっておけば良かった。」
それはほとんどの場合、資金的な理由ではなく経験値の不足からです。
何の練習もしないままフルマラソンに出場するようなもの。
退職金が出ていきなり運用を始めるのではちょっと乱暴すぎるのかもしれません。
また退職金と縁のない方はご自身で退職金代わりのものを用意しておく必要があります。
ではどうしたらいいのでしょう。
資産運用は3つのステップで考えましょう。
まずはコツコツと運用商品を積み立てます。
その間に上がったり下がったりをぼんやり経験します。
次に少し余裕ができたら積み立てとは別の資金でタイミングや投資対象を狙って投資をしてみます。
そして十分な資金ができた後は資産のバランスを取っていきます。
この3工程を時間をかけてやっていくのです。
積み立て投資は初心者向けのイメージがあるかもしれません。
しかし、株で財を成した方々を研究すると積み立て投資と共通する視点があるのです。
この視点についてはまた次回以降にお伝えします。
千里の道も一歩から。